シリホスBFシステム | ||||||||||||
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特徴 | ↑ページ先頭へ |
1.シリホスの適性使用に基づく安全な給水保全システムです。 2.イニシャル&ランニングコストは、他社システムに比べて廉価です。 3.個々の建築物の給水方式、現場条件に最適な設置法で安全に給水保全します。 4.システム設置工事は簡単です。 5.日本におけるシリホスのパイオニアで、30年余の使用実績があります。 ※BFシステム:ボーゲンファイルシステム |
BFディスペンサー取り付け法 | ↑ページ先頭へ |
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BFディスペンサーの種類 | ↑ページ先頭へ |
○シリホス・ミニ(プラスチック製) 500g用、1kg用、3kg用、5kg用 ○ディスペンサー(ステンレス製) 5kg用、10kg用、25kg用、50kg用、100kg用、150kg用、200kg用、 250kg用、300kg用、350kg用 |
赤水対策−給水用防錆剤注入法− | ↑ページ先頭へ |
近年、建築物内給水管の老朽化と上水の水源水質の低下に伴って、 赤水の発生がビルの維持管理を図る上で重要な課題となっています。 赤水は水の利用に際して快適性を損なうのみならず、 消毒のための残留塩素を消費するなどの衛生面からの問題や建築物としての 資源保全の面からの問題もあって、建築物の特性に応じた有効な 対策が要請されています。 建築物内給水間の赤水対策として30数年前から使用されてきた給水用 防錆剤が着目され、赤水問題が顕著になるにつれ経済的かつ安全で 有効な対策の一つとして普及し始めました。 そのため、それまで独自で管理運営されていた給水用防錆剤業界の 自主規制に対して、厚生省は告示第194号(昭和57年11月17日)、 環企第27号(昭和58年3月18日、昭和59年8月27日改正)をもって、 赤水対策として使用される給水用防錆剤に関しての注入方法、 含有率(濃度)、品質規格を通知しました。 これに基づき業界団体である日本給水用防錆剤協会が 給水用防錆剤の正しい知識の普及と適性使用の推進を図り、 今日に至っています。 |
シリホス | ↑ページ先頭へ |
シリホスは、ドイツのギウリニ社で製造され、 赤水と錆とスケールを防止する給水用防錆剤として 1952年に西独で許可を受け、 現在ではアメリカ、日本を含む39ヶ国で使用されています。 日本では当社が最初にシリホスを導入し、 30年余の使用実績を有しています。 |
成分および形状 | ↑ページ先頭へ |
シリホスはカルシウム、マグネシウム、シリカを含む ポリリン酸ナトリウムを主成分としたガラス状化合物で、 直径20mmの白色または透明な球状をしています。 球状のシリホスは表面積が一定であるため、 その溶解量が安定し、濃度管理が容易であること、 球状である故ディスペンサー内で 固まることなく、圧損も少ないことが、 シリホスの効果と共に最大の特徴となっています。 |
シリホス |
効果 | ↑ページ先頭へ |
シリホスにはサビと赤水とスケールを防止する効果があります。 |
○赤水防止効果 |
シリホスのポリリン酸ナトリウムが給水管から溶け出した 鉄イオンと化合物をつくり、鉄が酸化して赤水となるのを 防止します。 |
○防錆効果 |
シリホスのポリリン酸ナトリウムが水中のカルシウム等と反応して、 鉄の表面に薄い保護膜(コロイド膜)をつくり錆の発生を 防止します。 又、シリホスは給水管にすでに錆が発生している時には、 ゆっくり赤錆を取り除く作用(解膠作用)もあります。 |
シリホス添加前 | シリホス添加11年後 |
○スケール防止効果 |
シリホスのポリリン酸ナトリウムが給水管中で生成する 炭酸カルシウムの結晶成長を抑制し、 スケールの発生を防止します (スレッシュホールド作用)。 |
炭酸カルシウム顕微鏡写真 |
無添加 | シリホス添加 |
使用基準 | ↑ページ先頭へ |
シリホスは厚生省生活衛星局長通知衛企第93号(昭和59年8月27日)で 定められた給水用防錆剤の使用基準にすべて適合します。 |
○注入方法 |
「給水配管途中にバイパスを設け、固体状の防錆剤を自然溶解させて、 給水量に応じて注入する方法」となっており、 シリホスをBFディスペンサーに詰めて注入する方法がこれに当たります。 |
○濃度(含有率) |
「給水栓における水に含まれる防錆剤の含有率は赤水を防止する 最低濃度とし、定常時において5mg/lを超えてはならない」、 また、「注入初期においては15mg/lを超えてはならない」と なっています。但し、濃度はP2O5 としての値です。 |
○品質規格 |
シリホスは国の定める品質規格1種1号に該当し、 品質規格適合品です。 シリホスは給水用防錆剤協会に登録されています。 登録番号は801008で、包装単位毎に品質規格適合品の 証紙を貼付して表示しています。 |
給水用防錆剤品質規格適合品証紙 |
使用上の留意点 | ↑ページ先頭へ |
シリホスの使用に際し「防錆剤の注入装置」、 「給水栓における水に含まれる含有率(定常時2ヶ月以内毎に 1回、初期7日以内毎に1回それぞれ検査する。)」、 「防錆剤管理に係る責任者の選任」、 「防錆剤使用に関する届出」などを使用上の留意点として 守ることになっています。 従って、給水用防錆剤「シリホス」を使用する時は商品の性格から、 国の定める法律や、自治体の給水用防錆剤に関する条例、 指導をよく守って、安全な給水保全を行わなければなりません。 |
安全性について | ↑ページ先頭へ |
シリホスはポリリン酸ナトリウムを主成分としています。 ポリリン酸ナトリウムは、食品添加物として認められており、 その毒性については世界各国で研究され、安全性が確認されて FAO(国連食料機構)やWHO(世界保健機構)で 認定されています。 給水用防錆剤の安全性について国の定める使用基準に照らして解説しますと、 毒性の出ない濃度の上限(無害の量の上限=最大安全量)がポリリン酸 ナトリウムでは20,000mg/lですので、 大人が1日に飲む水の量(2〜3l)から、 初期使用濃度(15mg/l)でもこの中に含まれる防錆剤としての ポリリン酸ナトリウムは最大安全量の1/1,300〜1/900です。 定常時使用濃度(5mg/l)では1/3,900〜1/2,700となります。 この数の逆数を安全係数と言い、食品であれば100以上であれば 良いことになっています。 |
シリホスの箱入姿 | ↑ページ先頭へ |
BFシステム設置例 | ↑ページ先頭へ |
ディスペンサー350kg並列に設置した例 |
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